令和8年3月15日(日)、新宿区の会場にて「第5回ケアラーセンター」が開催されました。
今回は「ワーキングケアラーのためのメンタルヘルス」をテーマに、長年介護者の研究に携わり、メディアや執筆活動でもご活躍されている精神科医の渡辺俊之先生にご講演いただきました。
当日は、杉並区、練馬区、目黒区、世田谷区、さらには横浜市など広域から8名のケアラー(介護者)の皆様にお集まりいただきました。
介護者が「自らのケア」を大切にするために
講演に先立ち、参加者の皆様お一人ずつから近況を伺いました。人手不足により思うようなケア体制が整えられない悩みや、メンタル面の不安など、切実な声が共有されました。
先生からは、精神医学的な知見に基づいた具体的なアドバイスを多数いただきました。
- 罪悪感を手放す: 「親が大変なのに自分だけ楽しんで良いのか」と罪悪感を持つ必要はなく、愚痴は溜め込まずに吐き出すべきであること。
- 心身のリフレッシュ: セロトニンを増やすための日光浴や散歩、また感情を書き出す「ライティングセラピー(筆記療法)」の有効性。
- AIの活用: 具体的な状況をAIに相談し、客観的な情報収集や休養時間の調整に役立てること。
- 感情のコントロール: 「何度も言えばわかるはず」という脳の仕組みが、認知症の方への苛立ちに繋がってしまうが、本人は忘れてしまうのだから気にしすぎないこと。
また、老老介護の課題についても触れられ、「介護者自身も受診してカルテを作ることで、自身の悩みを専門的に相談できる環境を整えることが大切」という、非常に実践的なお話がありました。
心を潤すイタリアンランチとマッサージ

「少しでも心を開いてほしい」という願いを込めたランチタイムでは、麻布台の名店「ナポリスタカ」のシェフによる、ナポリ伝統料理「ニョッキ アッラ ソレンティーナ」が振る舞われました。
手作りのニョッキに、ナポリ直送のトマトと水牛100%のモッツァレラチーズが絡む至福の一皿に、会場は笑顔に包まれました。
(※シェフのお店が今年のアジアピザ大会で優勝されたとの嬉しい報告もあり、お祝いムードに沸きました!)

また、先生からも「自律神経の不調にはマッサージが非常に良い」とのお墨付きをいただき、今回も弊社マッサージ師(令和8年入社スタッフ)がボランティアとして参加。
日頃、介護に奔走されている皆様の身体を丁寧に揉み解し、癒やしのひとときを提供させていただきました。
【次回 第6回開催のご案内】
ケアラーセンターでは、今後も介護に携わる皆様を多角的にサポートしてまいります。
日時: 令和8年4月15日(水) 10:45〜11:15
テーマ: 「成年後見人ってなにをしてる人?」〜家族だけで頑張らなくていい話〜
講師: ぱあとなあ千葉 社会福祉士 工藤淑子氏
東京在宅サービスは、これからもご利用者様だけでなく、支えるご家族が孤立せず、心身ともに健やかに過ごせる地域づくりに貢献してまいります。
訪問マッサージ
東京在宅サービス
地域担当相談員:竹野勝行

