免田 雄市(めんだ ゆういち)
「自分の手技で患者様を癒したい」
介護職からマッサージ指圧師への
キャリアチェンジ
2024年中途入社。デイサービスや有料老人ホームなどで介護職員として約12年の勤務後、マッサージ指圧師との出会いを機に資格取得をめざす。介護職時代に培ったコミュニケーション力と観察力を活かし、患者様にとってベストな施術内容をひたむきに追求している。

入社の経緯を教えてください
仕事と学業を両立して資格を取得
研修制度の充実度に惹かれて東京在宅サービスに入社
介護職員として約12年勤務し、管理職も経験しました。仕事で看取りを経験するうちに、「自分でももっとできることがあったんじゃないか」と考えるように。医療に関わる専門分野に挑戦したいという気持ちもありました。あるとき、施設に来館されたマッサージ師さんとお話しする機会があったので、自分の悩みを打ち明けてみたんです。すると、「僕たちの資格なら、目の前で苦しんでいる人をラクにしてあげることも、その痛みを軽減させてあげることもできるんだよ」と教えていただきました。自分のテクニックで患者様を癒せる仕事に魅力を感じ、マッサージ師をめざすことを決意しました。
それから、働きながら専門学校に通うという生活を3年間続けました。当時は大変でしたが何とか仕事と学業を両立し、卒業時にあん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得しました。
専門学校卒業後、新卒でいきなり臨床現場に出るのが不安だったので、研修制度が充実している会社を希望していました。3社ほど選考を受けたのですが、その中で最も研修制度が充実していたのが東京在宅サービスでした。東京在宅サービスの初任者(新人)研修では、入社後に最長2ヶ月間、座学・実技・同行研修が行われ、患者様の基礎疾患や基本実技についてレベルに合わせた指導をしてもらえます。研修制度の充実度に惹かれて、東京在宅サービスへの入社を決めました。
現在の仕事内容を教えてください。
臨床現場は教科書通りにいかないと実感
実践と知識の習得を繰り返して応用力を高めていく
主な仕事内容は、介護施設や個人のお宅を訪問し、患者様の身体の状態や疾患に合わせたマッサージと機能訓練の実施です。機能訓練では、患者様の状態や希望に応じて、筋トレや身体づくりのお手伝いをします。
患者様の症状や状態はさまざまで、パーキンソン病などの難病指定を受けている方や、脳梗塞の後遺症で片麻痺のある方、寝たきりの方などがいらっしゃいます。3ヶ月や6ヶ月といった期間で目標を立て、状態の変化や痛みの程度を評価をしながら進めていきます。
実際に臨床現場に出ると、学生時代に勉強した内容は基礎に過ぎないことを痛感しました。教科書の内容を理解していても、教科書通りの症状を持つ患者様は一人もいません。患者様に残された機能を伸ばすには、学んだ知識や技術を組み合わせて、応用していく必要があります。私は今、先輩に聞いたり、実践で繰り返したりしながら、徐々に対応力を培っているところです。
最近は、専門学校時代の臨床医学や解剖学の教科書を見返しています。机に向かって勉強だけしていた当時よりも、現場に出ている今のほうがリアルに想像できるので、より深く理解できるんです。学生時代よりも専門書を読んでいると思いますね(笑)
仕事の難しさ・やりがいは?
自分の工夫や努力次第で
患者様の日常生活に変化を与えられるのがやりがい
患者様の中には、マッサージと機能訓練の効果がすぐに出ない方もいます。患者様本人が1ヶ月でよくなると思っていても、マッサージ師側から見ると3ヶ月はかかるケースもあるので、そういったときにコミュニケーションを取りながら患者様と認識をすり合わせていくのが難しいですね。気持ちが焦っている患者様には、現状と次の段階を根拠立てて説明し、納得してもらうプロセスが必要です。
人と関わる職業だからこそ悩むことも多いのですが、その分感謝される機会にも恵まれています。以前、パーキンソン病の患者様を担当したときのことです。施術にあたって専門書を読み返し、患者様の状態と照らし合わせて、どういうストレッチや筋トレを提案すればよいのかを懸命に考えました。動画を検索して似たような症状を持つ人の対処法を探したり、患者様につらい部分をヒアリングしたり、毎回少しずつ精度を上げて施術に取り組みました。すると1ヶ月後に、「背中がいつもよりまっすぐになり、歩きやすくなった」と言ってもらえたんです。自分で創意工夫した施術が患者様の変化につながったことがわかり、とても嬉しかったですね。
訪問マッサージでは患者様とのコミュニケーションが重要なので、意思疎通が円滑にできるようにさまざまな工夫をしています。たとえば、患者様が答えやすいように質問の仕方を変えたり、状況によっては無理に問いたださずに一歩引いてみたり。観察力やコミュニケーション力は、介護職で人と関わってきた経験が役立っていると感じています。

マッサージ師は患者様を笑顔にさせるプロ
フラットな職場で自分らしい施術ができるのが楽しい
東京在宅サービスには、患者様を笑顔にさせるプロ、悦ばせる技術を持っているプロが集まっています。ひとつの形にとらわれず、個性を尊重する自由な雰囲気もわが社の特徴です。施術内容は担当のマッサージ師が主導で考えるので、自分の技術と工夫を活かすことができます。私の場合、「この技術を使ってこういうことがしたい」と相談したときにも、「いいんじゃない」とすんなり受け入れてもらえました。そういう環境のおかげで、想像力豊かに施術に取り組めています。
施術は基本1人で行いますが、定期的にミーティングがあるので、社内のコミュニケーションは活発です。患者様についての悩みを相談したら、他のスタッフが一緒に考えてくれます。スタッフの年齢層は30代前半から60代後半の方まで幅広く、バックグラウンドも多様で、中には自分で治療院を持っている方もいます。
マッサージ師は、人の役に立ちたい人、コミュニケーションを取るのが好きな人に向いている仕事です。患者様をリラックスさせる話し方や接し方、寄り添う気持ちも求められます。逆を言うと、人の話を聞くのが苦手な人にはおすすめできません。
東京在宅サービスは、自分の技術と人生経験を活かして、楽しみながら働ける職場です。中途の方も、自分の思い描いた施術ができるので、働き方に満足できると思います。もちろん、研修もしっかりしているので、新卒の専門学生も安心できる環境です。いろんな感性を持っている方と一緒に働けることを楽しみにしています。