「施設や治療院での仕事にやりがいはあるけれど、もっとADL・QOLを向上させ、患者さんの“生活”に寄り添った仕事がしたい」
そんな想いを抱えて、あん摩マッサージ指圧師の世界に飛び込んでくる方はたくさんいます。
では実際に働いている方は転職してどのように感じているのでしょうか。
この記事では、あん摩マッサージ指圧師として施設勤務などでキャリアを積んでこられた方向けに、訪問マッサージに転職して本当に良かったと感じていること、そしてこの分野で活躍するために必要なスキルやマインドについて、お伝えします。
訪問のあん摩マッサージ指圧師ならではのやりがい、良かったこと
まずは、訪問マッサージのやりがいや良かったことについてです。
1.「患者さんの生活に寄り添う」実感が持てる
治療院勤務では、症状改善に集中するあまり、患者さんの生活背景まで踏み込む機会は限られています。
しかし、訪問マッサージでは患者さんのご自宅に伺うため、家の中の動線や介護環境、ご家族との関係なども自然と見えてきます。
たとえば、あるご高齢の方は日常的なふらつきがありました。
単なる筋力低下だと思っていましたが、実際にご自宅を訪問してみると、部屋の照明が暗く足元が見えづらいこと、敷居の段差が大きいことが判明。こうした生活環境への気づきが、根本的なアプローチに繋がることも少なくありません。
「施術するだけでなく、生活を支える一員になれた」と感じられる点は、訪問マッサージの大きな魅力です。
2. 医療・介護職と連携し、チームの一員として働ける
訪問マッサージでは、医師の同意のもとで医療保険を使って施術を行います。
そのため、主治医・ケアマネジャー・訪問看護師など多職種と連携する機会が多くあります。
最初は「自分にできるだろうか」と不安もありましたが、他職種と情報共有しながら支援方針をすり合わせていくプロセスは、非常に学びが多く、視野が広がりました。
何より、「チームの一員として患者さんを支えている」という実感は、治療院ではなかなか得られなかったやりがいの一つです。
3. 患者さんとの継続的な関わりが信頼関係につながる
訪問マッサージでは、週2〜3回の頻度で継続的に同じ方に施術を行うケースが多くあります。
そのため、日々の変化に敏感になり、「今日は少し表情が明るいな」「むくみが強くなってきたな」といった小さな変化にも気づけるようになります。
ある患者さんからは、「先生が来てくれるだけで安心する」と言っていただいたことがありました。
これは、継続的な関わりの中でしか得られない信頼だと感じます。
訪問マッサージの仕事を目指す方に伝えたい3つのスキル・マインド
訪問マッサージの仕事を目指す方が持っておきたい3つのスキルとマインドについても紹介します。
1. 「医療的視点」と「生活支援」の両輪を意識する
訪問マッサージでは、単なる筋肉へのアプローチだけでなく、「なぜこの人は歩けなくなったのか」「どうしたら転倒を防げるか」といった視点が求められます。
そのため、筋骨格系の知識に加え、内科的疾患や認知症、服薬の影響についての理解も大切です。
医学的根拠に基づいた施術と、生活支援的な視点の両立が、信頼される施術者への第一歩です。
2. コミュニケーション力=「傾聴」と「観察力」
患者さんはもちろん、ご家族、ケアマネジャー、看護師など多職種と関わる中で、いかに「相手の意図をくみ取れるか」が大切になります。
特にご高齢の方や認知機能に課題がある方とのやりとりでは、言葉以外のサイン(表情・動作・声のトーン)を読み取る力が求められます。
施術そのものの技術だけでなく、「聴く力」「察する力」が訪問マッサージの現場では非常に活きてきます。
3. 安定した自己管理と柔軟な対応力
訪問マッサージは、一人でご自宅に伺うことが基本です。
移動スケジュールの管理や衛生対策、突発的な変更への対応など、現場では柔軟さと自己管理力が求められます。
しかしその分、自分のペースを大切にしながら働けるメリットもあります。
職場によっては直行直帰やシフト制など、自由度の高い働き方も可能です。
「東京在宅サービス」で、今まで培ってきたあん摩マッサージ指圧師の経験が「そのまま活きる」訪問の現場へ
訪問マッサージは、決して特別なスキルを持った人だけの仕事ではありません。
治療院や施設で培った臨床経験や患者さんとの対話力は、そのまま訪問の現場で大きな武器になります。
「もっと患者さんの人生に寄り添う仕事がしたい」
「現場のやりがいを感じながら、働き方も柔軟にしたい」
そう感じている方にとって、東京住宅サービスでの訪問マッサージは新しい可能性を拓く選択肢になるはずです。
まずは、東京在宅サービスで、臨床見学が出来ますので、施術者から現場の声を聞いてみませんか?