T・A様 88 才 女性
大きな疾患はなかったが、2015 年4 月に買い物途中に自転車を避けて転倒し肋骨骨折。その後心身の低下で外出が出来なくなり自宅に閉じこもりになってしまい、食欲低下から体重減にもなって
しまう。ADLの状態は臥床からの立ち上がり困難になってしまった。
要介護度 | 要支援2 |
状態 | |
肩関節可動域 | 各関節の可動域制限はなし |
膝関節可動域 | 各関節の可動域制限はなし |
(1) 座位にて頸、肩、の緊張を揉捏法、指圧等で緊張を取っていきます,

(2) 肩甲骨、腰部の緊張緩和を図りながら背筋をなるべく伸ばして頂き施術します。

(3) 両膝の回りの緊張緩和を図りながら膝関節、足関節を他動運動を行います。(足踏み連動も10回ワンセット実施)

(4) 両手を持ち声をかけながら立ち座り運動を実施。座る際にも下肢筋カアップを意識します。

2016 年3 月末より週2 回の訪問を開始し約3 ヶ月が経過しています。現在は座位の施術へ移行して上肢、肩背部、下肢のマッサージ後に椅子からの立ち上がり練習や上半身の体操も行っています。
寝て過ごす事から座位での時間を増やす事、精神面のフォローを軸に対応中です。