
令和8年2月9日(月)、
弊社所属の施術者を対象としたレベルアップのための「社内医療講演会」を開催いたしました。
講師は弊社のチーフインストラクター・小久保が務め、
「血圧の新しい概念:高血圧管理・治療ガイドライン2025」
をテーマに、最新の知見を共有いたしました。
訪問現場におけるバイタル測定の重要性
私たち「あん摩マッサージ指圧師」は、
国家資格保持者として、
様々な疾患や障害を持つ方々のご自宅や施設へ訪問し、
施術を行っています。
訪問時のバイタル測定は、
利用者の皆様のその日の体調を把握し、
安全に施術を行う上で極めて重要です。
医療従事者としてその重要性を認識しつつも、
常に最新の知見へと知識をアップデートしていくことが不可欠です。
「行動につなげる」新しいガイドライン
日本高血圧学会は、令和7年8月に「高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH 2025)」を発表しました。
今回の改定の大きな特徴は、
単に「知識を記す」だけにとどまらず、
患者自身や医療者が「行動につなげられる」内容へ
と進化した点です。
血圧を
測る」「見える化する」「改善につなげる」
という具体的な流れが、
より重視されるようになりました。
講演で学んだ主な改訂ポイント
今回の講演では、特に現場で役立つ以下のポイントを重点的に学びました。
家庭血圧測定の重要性
診断基準(140/90 mmHg以上)に変更はありませんが、家庭で測る血圧(135/85 mmHg以上)の重要性が改めて強調されました。
目標血圧の原則統一
今回の最大の変化は、降圧目標が年齢や合併症を問わず、原則として統一された点です。
診察室血圧: 130/80 mmHg未満 を基本目標とする
家庭血圧: 125/75 mmHg未満 を目安とする
※ただし、めまい、ふらつき、腎機能低下、高齢で虚弱(フレイル)傾向がある方などは、個別に目標値を調整することが明記されています。
このほか、実践として測定時のヒューマンエラーの原因と対策など、
臨床時に実際に活かせる内容もしっかり盛り込み、
明日の訪問業務ですぐ使える内容でもありました。
株式会社東京在宅サービスは、
これからも地域の健康維持・増進の一翼を担う存在として、
常に最新の知見に触れ、
質の高い施術を提供できるよう研鑽を積んでまいります。
株式会社東京在宅サービス
スタッフ一同

