こんにちは。訪問マッサージ東京在宅サービス 中野区相談員のミナトです。
R7年5月30日、中野区東中野地域包括支援センター主催の東中野地域ケア会議に参加してきました。

テーマは『もし、「要支援者」や「事業対象者」がデイサービスやヘルパーサービスが利用できなくなったと仮定して、地域でそのように支援できるかを考える。』
印象的だったのは、冒頭の「なぜ今回の地域ケア会議が必要か」という説明の中のお話し。
「地域の介護サービスはどんどん【枯渇】してきています」
と発言されていました。
【減少】ではなく【枯渇】と表現されたのです。
介護の現場で今何が進行しつつあるかを端的に表し、その重大性と深刻さを物語る言葉を使っていたのです。
会では、中野区中部圏域の人口や介護サービス事業所の数の推移、そして東京都予防推進会議での方向性の話をされて、現状認識をしました。
その上で、この地域で何ができるか?何があるか?ないなら何が必要か?をグループワークにて話し合いました。
私が参加したグループは「デイサービスが利用できなくなったら」がテーマ。
・本人の困りごと ・家族の困りごと ・地域の困りごと は何か?
では、この地域でどんな受け皿(社会資源)を利用できるか、また創り出せるか?
グループワークの中では、実現可能性が高そうで、必要条件を満たせるようなアイデアが次々と飛び出し、且つ、それらを一体につなげられる案ができました。
こうやって、地域の住民や事業者、そして行政が一体となって、未来に向かって進んでいると実感できる場に参加できたことをうれしく思います。
これからも、訪問マッサージ東京在宅サービスでは、地域と一体となってその地域の貢献できる、そんなサービス事業所を目指して精進してまいります。