東京都医療社会事業協会夜間講座に参加しました。
平成30年3月7日(水)、
三鷹にあるThreeEightNineMITAKAにて
東京都医療社会事業協会の夜間講座が
開催されました。
テーマは
「多問題を抱える家族を考える」
精神疾患を持つ人のいる家族への支援
講師は、
遠藤嗜好問題相談室室長の山本由起先生。
前半は
精神疾患を持つ人の家族支援、
精神障がい者と家族の生きづらさへの理解
精神障がいのある人の家族に配慮した支援
といった内容での講義。
後半は
事実にアレンジを加えたいくつかの事例紹介。
お互いに依存しあい互いも精神疾患がある母娘。
ケアラーが障害を持っている事例。
親子三代で精神疾患がある家庭の問題と支援。
様々な事例を紹介していただき、
たくさんのことを考えさせられました。
「8050問題」という言葉が最近聞かれるようになりました。
これは、単純に介護だけの問題ではない、
複雑で、まだまだ制度も施策もない、でも
明らかに支援がなくては生きるという根本も
成り立たない大きな課題を内包している問題です。
実際にそのような端緒を垣間見るご利用者家族に何度もお会いしています。
私自身はソーシャルワークを生業にはしていませんが、少しでも関わる者として(ある意味では当事者でもありますが)、色々と考えていかねばならないと思いました。
これからも、
訪問マッサージというサービスを通じて
関わる方々との連携をし、
よりよい支援の一端が担えるよう
このような機会に学んでいきたいと思います。
訪問機能訓練マッサージ
東京在宅サービス
相談員 湊貞行