中野区 事例検討会に参加しました。
中野区で訪問マッサージ 東京在宅サービスの相談員をしている湊です。
桃園区民センターにおいて
【地域と他職種:事例検討会】
が開催され、参加させて頂きました。
これは、中野区中野地域包括支援センターが主催し、地域の方々と様々な専門職が起こりうる事例について意見交換するものです。
参加者は約50名ほどでしょうか。地域包括、社協、医師、看護師、ケアマネ、PTなどの専門職も参加していましたが、地域の町会役員や民生委員が半数以上を占めいました。
年末の、しかも夜遅い時間帯に、これほどの人たちが集まるとは。
それほど、地域の中で自分たちの暮らしをどう守り、育み、進めていくのかを、この地域の人たちが「当事者として」真剣に考えているのだ、ということを感じることができ、ひそかに感動していました。
今回の事例は、独居で超高齢、認知症状が出ているが受診拒否・支援拒否。ご近所の方がなんとか身を削って支援をしているが限界になってきた・・・という内容の事例でした。
これは実際にある事例のいくつかの複合型と仰っておられましたが、“起こりうる、且つ、本人も地域も支援者も困難に陥る”事例でした。
様々な意見やアイデアが活発に出ていました。
“多職種連携”“医療介護の連携・意識統一”・・・
最近よく耳にする言葉ですが、その多職種と地域の人が密着して初めて、これからの「暮らし」が成り立つのだと思います。
専門職が、行政が、地域住民が、それらが一つに顔を合わせられる、このような機会に参加できたことはとても勉強になりました。
また、知らない制度や最近新たにできた仕組みを知ることもでき、大変有意義な時間となりました。
これらかも訪問マッサージ東京在宅サービスは、地域の方々と連携を図り関係性を作り、よりよい暮らしを継続するその一助となるため、このような機会に積極的に参加してまいります。
訪問マッサージ
株式会社東京在宅サービス
中野区担当相談員 湊 貞行