オーラルフレイル「おうちで出来る5つのアプローチ」

医療法人社団ホームアレーが毎月開催しています、ホームアレーオンラインセミナーで講演をいたしました

医療法人社団ホームアレー様のご依頼は2回目で、オーラルフレイル「おうちで出来る5つのアプローチ」をお届けいたしました。

今回は講演内容のオーラルフレイルについて、訪問マッサージやご家庭でどの様なことが出来るかを動画を交えてお話します。

今までに口腔機能に対するアプローチは訪問マッサージの臨床でも、訪問歯科医師から開口出来るよう咀嚼筋を緩めて欲しい、言語聴覚士から舌が出にくい患者様の後頚部筋群を緩めて欲しいなどのご要望が有りました。

この様に最近では多職種からのニーズも増えて、大変注目されております。

訪問診療の先生は医療講演会で「座位姿勢を取れない方が多く、まず先に(口腔機能低下症になる前に)座位保持(食事姿勢)の訓練が必要」とおっしゃっています。

訪問マッサージで実施している座位保持訓練や頭・身体を起こす訓練などは、オーラルフレイル(口腔機能の低下)や食べる機能低下予防・改善に繋がります。

マッサージ手技療法や温罨法で咀嚼嚥下に関係する筋群の緊張緩和や唾液腺に対するアプローチをすることで、食べる動作を円滑にします。

さらに、開口訓練やシャキア・エクササイズ、口腔機能の維持向上体操などを行う事で、オーラルフレイルから口腔機能低下症や摂食嚥下障害に移行する事を予防し、遅らせる事ができます。

食べる機能が失われて来ると栄養バランスが崩れ、低栄養となり、認知症や身体機能低下(フレイル)は早くなります。

ここまで進行してしまう前に、早期の段階で気付き、専門職や訪問マッサージなどの介入が大切です。

以下に紹介する動画は訪問マッサージや在宅でもご家族と出来る内容ですのでご参考にして頂ければ幸いです。

オーラルフレイル 訪問マッサージで出来る5つのアプローチ

0. アプローチするオーラルフレイル

5つのアプローチ

1. Massage マッサージ

2. 温熱療法  温罨法

3. 運動療法

4. 口腔機能の維持向上体操

5. 気を付ける姿勢