温罨法とは
マッサージは、何も「指圧」や「揉捏(揉む)」「叩打(たたく)」だけがその方法ではありません。
特に、強い刺激を与えることが好ましくない場合、「罨法(あんぽう)」という方法でかなりの効果が期待できます。
東京在宅サービスでは、より早くより気持ちよく効果を引き出すために、「罨法(あんぽう)」を用いることが多くあります。
罨法(あんぽう)とは
罨法は、簡単に言えば「熱があれば冷やす」「冷えていれば温める」ということです。
例えば子供が熱を出した場合、頭や脇を冷やしたりします。また、捻挫や打撲になれば湿布を貼ったり氷で冷やしたり。腰痛が辛い時に腰を温めたり。
そうすることで、症状の改善を目指す方法を「罨法(あんぽう)」と呼びます。
特に、ご病気やご高齢などで運動量・活動量が低下し、筋肉が固くなり、血行不良・浮腫みなどを起こしている場合、マッサージや機能訓練の手技手法に加え、「温罨法(おんあんぽう)」=「温める方法」を使って症状の緩和改善に努める場合が効果的です。
温罨法の効果
・血行促進効果:痛みを和らげ、浮腫をとる。筋肉をほぐしながら筋肉を強くする。
(痛み・浮腫・冷え・凝り・痺れ等)
・内臓系への効果:内臓の働きを向上させる。
(便秘改善・心肺消化器官機能向上)
・神経系への効果:額にあてることで自律神経を調整する。精神的リラックス効果も
(ターミナル、認知症、パーキンソン病等)
温めることにより、血行が促進され、リンパの流れがよくなります。
そのことで、免疫力UPが期待できます。また「痛み」のある箇所から「発痛物質」を逸らすことで「痛み」そのものの緩和が可能となるのです。
血行が良くなる=浮腫みの改善にも有効でもあります。
何より「心地好い」という感覚がそれらの効果を増幅させます。
適切に行えば、ご家族でも簡単に行うことができます。
もちろん、気を付けなければならないこともありますので、ご希望の際は弊社渉外担当者にご相談ください。
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