訪問マッサージの東京在宅サービスです。
外部から講師をお呼びしての社内勉強会=医療講演会を開催しました。
タイトル
腰痛の在宅リハビリテーション
~腰痛の機序・評価と運動療法~
日時
2019年12月2日(月)18:45~
講師
樋口(井上)美幸先生
理学療法士修士
株式会社アール・シー代表取締役
弊社ではおなじみの樋口(井上)先生より、
腰痛の運動療法について
その基本と実践を教えて頂きました。
腰痛のメカニズム
腰痛のガイドライン
そして、腰痛の運動療法。
1)全身的なアプローチ
(低強度の有酸素運動)
2)リハビリテーション・エクササイズの
基軸となる代表的メニュー
3)局所を主とした特異的アプローチ
の順に、丁寧にその基本と実際を講義して頂きました。
特に私たちの臨床現場では、
2のリハビリテーション時の内容が重要です。
基本は3つ。
・ペルビックティルト
・カールアップ
・ブリッジ
現時点で慢性腰痛をお持ちである患者に対して、
そのリスク軽減も含めた実際の方法の説明がありました。
元々わかっていた施術者も、
見よう見まねでやっていた者も、
何がリスクファクターで
どこに効かせようとしているか
その細かい点が理解できたと思います。
時間が押す中、樋口先生は更に、
3の局所アプローチ、
つまり、疾患別のアプローチも話して頂きました。
椎間板ヘルニアの症状とテストと治療。
脊柱管狭窄症の症状と治療。
仙骨へのアプローチとしての関節モビリゼーションによる腰痛緩和法。
加えて、生活動作指導。
非常に幅広く、漏れのないような配慮をしてくださいました。
腰痛は現場でも最も多い主訴の一つと言えます。
少しでも、ご利用者やそのご家族も含め、
関係者の方に悦んでいただけるように、
今後も東京在宅サービスでは
訪問マッサージの技術や接遇の研鑽を
続けて参りたいと考えています。
在宅ケアマッサージ 東京在宅サービス
教育部 一同