健康診断や血液検査はたまに受けていても、よっぽど健康に気を付けているか、何か心当たりが無ければ人間ドックにはなかなか行く機会は無いでしょう。

今回きっかけになったのは、年齢が50歳になって丁度節目だなーと思ったからです。

気持ちは若いつもりでも身体は50年も使っていると、あちらこちらにボロが出てきます。

中高年で要注意判定が出やすいのは、血圧・脂質・糖代謝・尿酸値といった生活習慣病関連の項目です。

自分も例に漏れず、コレステロール値が基準値よりも少し高めでした。

お腹のたるみ具合を考えると納得なので、今後は食生活と運動習慣を徹底しようと肝に銘じたのでした。

まずはポテチとマックを減らそうかな。

 

← 人間ドック結果の一部

結局、コレステロール値以外は「主膵管軽度拡張」「胆嚢結石」「緑内障の疑い」

緊急性は無いけど結構出てきた(汗)

 

膵臓の病気では慢性膵炎はタチが悪い。

自覚がしずらく、ダラダラと膵臓に炎症が続き、少しずつ膵臓が萎縮して機能が低下していく病気で、みぞおちの部分や背中に痛みがあったとしても軽度であると「胃が悪かったかな、食べ過ぎ・飲みすぎかな」と見逃してしまうので注意が必要です。

<膵臓の位置>


 

みぞおちとヘソの間の高さにあり、胃の裏側に横たわるように位置している、15~20cm程の長さの臓器です。

 

 

緑内障は眼圧の上昇等によって視神経が障害され視野が狭くなり、部分的に見えなくなる病気でほとんど自覚症状が無いまま進行していきます。

日本人における失明原因の第1位は緑内障(厚生労働省研究班の調査)で、40歳以上の日本人の20人に1人が緑内障(日本緑内障学会・多治見スタディより)というデータもあります。

 

胆石は胆汁の存在する肝内、胆管、胆嚢に発生し、それぞれ名称が変わります。

症状は心窩部を中心とした仙痛発作が典型的で右肩や背中の痛みを伴い、脂肪の多い食事を摂った後や、食べすぎた後の夜半に起きやすいという特徴があります。

以前は胆汁酸溶解療法や体外衝撃波粉砕療法(ESWL)などの治療法が行われていましたが、現在では腹腔鏡下手術の外科手術が根治手術として第一選択となっています。

 

<胆石の種類>

【胆内結石】

 肝臓で生成された胆汁が肝臓内で固まった物

【胆嚢結石】

 胆汁が凝縮されて貯蔵される胆嚢内で固まった物

【総胆管結石】

 十二指腸へ送られる胆汁が、総胆管内に留まり固まった物

 

恐ろしいのは慢性膵炎、胆石、緑内障は自覚症状が分かりにくいまま進行してしまい、症状が出てから気づくケースが多いが、それではちょっと遅い!

定期的な検診や人間ドックは病気の早期発見、早期治療に役立つだけでなく、検査結果から危険信号が察知されることは生活習慣の改善を促し、病気を予防することも可能です。

あまり行ってない方は、今からでも遅くないので受けておくと安心かと思います。