ご挨拶

blogにお立ち寄り頂きましてありがとうございます。

訪問マッサージ 東京在宅サービスの
チーフインストラクター 小久保と申します。

HOUSE MUSICと映画鑑賞が趣味でポジティブ思考ですがお酒は弱よわなのです。
こちらで弊社の活動や介護と医療の話題などを挙げていきますので是非お立ち寄り下さい。

 

『あん摩・指圧・マッサージの可能性』

訪問の仕事を始めて間もない頃、
脳血管障害で左肘関節拘縮のご利用者(患者様)を担当しました。

拘縮はかなり強く、
必死でマッサージと運動療法、温熱療法を行いましたが、
3ヶ月でわずかなROMの改善しか見られませんでした。

ところが、
ご利用者(患者様)やご家族、施設スタッフの方は
ほんの少しの変化でも大変喜んでいたのです。
3 何でだろうと思い施設の方にお伺いしてみたら、

「着替えがスムースになったのよー」

と嬉しそう。

それと今まで出来ない事が出来るようになった事から
気持ちが明るくなり、おしゃべりを楽しんで下さるようになりました。

今までの施術は、
目の前の症状・状態に対しての
アプローチばかりでしたが、
訪問施術はその症状・状態の先(ゴール)を
しっかり見据える必要があります。

医療講演会でもよく耳にする、
NBM(Narrative Based Medicine)=物語りと対話に基づく医療
という言葉をご存知でしょうか?

ご利用者(患者様)の背景や人間関係を理解し、
気持ちやご要望に寄り添い、
ひとり一人に合った適切な医療を提供しよう
ということです。

本来はこのような医療が求められているんだよなーと思い、
まだまだ施術者として出来る事は沢山ある! と、
『訪問マッサージ』の可能性を実感し
探究の歩を進めてきました。

現在はチーフ・インストラクターとなり、
弊社施術者の研修・勉強会での企画・指導や
各地での健康講座・セミナーの外部講師を
務めております。

おひとりでも多くの方に、
今以上に笑顔と健康をお届けしたいと、
心から望んでおります。

2018年4月
小久保 智弘(こくぼ ともひろ)

東京在宅サービス チーフインストラクター
あん摩マッサージ指圧師
(一社)美立健康協会 ロコモ美立体操インストラクター

(一社)日本サルコペニア・フレイル学会 正会員
(一社)理学療法科学学会 正会員

◆プロフィール◆
整骨院やリラクゼーション、スポーツマッサージの治療院などで
延べ6万人の施術に関わり、院長としても様々な症例の経験を積んだ後、
株式会社東京在宅サービスに入社。
毎日10名以上のご利用者宅を訪問施術を長く経験した。
現在は、190名にのぼるマッサージ師の研修・勉強会での指導・企画や、
各地での健康講座セミナーの外部講師として活躍中。